ジンゲルシックス®って?高知県四万十産の赤ショウガから抽出されたエキスの成分名です。一般に流通しているショウガエキスに比べ、6-ジンゲロールが約2倍も含有されています。研究データにより、薄毛の改善に効果的なことがわかってきました。
AGAによる抜け毛はTGF-βという脱毛因子が髪の成長を抑制する司令を出すことでおこります。
ジンゲルシックス®の作用により、脱毛司令を出しにくくすることで正常なヘアサイクルを保ち抜け毛を防ぎます。
アンドロゲンレセプターにDHT(ジヒドロテストステロン)が結合しやすい傾向にある人も薄毛になりやすいと言われています。そのため、その2つの結合を妨げることで脱毛因子の生産を減らし、薄毛の予防につなげます。
テストステロンと5α-リダクターゼが結びつくことを妨げることで脱毛を防ぎます。薄毛の原因は、男性ホルモンのテストステロンが、還元酵素の5α-リダクターゼ(主にⅡ型 )の働きによって強力な男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、そのDHT(ジヒドロテストステロン)はさらに毛乳頭にある男性ホルモンレセプター(アンドロゲンレセプター)と結合し脱毛因子(TGF-β)を増やし、その脱毛因子(TGF-β)は毛乳頭や毛母細胞へ髪の毛を成長させないよう指令を出し、本来伸び続けるはずだった髪の毛の成長を抑制すると言われています。よって、DHTの産出を少なくするために5α-リダクターゼの活性を弱めることで抜け毛のリスクを低下させます。
毛乳頭細胞が増えるとFGF-7という発毛因子が多く作り出されます。FGF-7が増えることで、太く、弾力のあるしっかりとした髪を育てます。
毛乳頭細胞とは毛乳頭に存在する細胞で、育毛促進因子であるFGF-7を生産したり、ヘアサイクルを正常に保つ働きをしています。この毛乳頭細胞が増えることで太く弾力のある毛髪になります。また、毛乳頭細胞で産生されるFGF-7とは人間が持っているタンパク質の一種で、毛母細胞の増殖を促進させる働きがあり、毛母細胞の増殖は毛髪の成長を促進します。薄毛部では、このFGF-7が減少していることが分かっています。
ジンゲルシックス®には毛細血管を作り出すのに必要な成長因子 VEGFを増やす働きがあるので、髪に十分な栄養を行き届かせます。
VEGFは休止期にて消失した毛包周囲の毛細血管を形成します。発現調整作用によりヘアサイクルに関与するVEGF mRNA発現量が上昇し、男性型 脱毛症における毛包の血管新生を維持すると言われています。
ジンゲルシックス®は、糖化·酸化を抑え、老化を防ぐことで頭皮環境を整える働きがあります。
紫外線やストレスなどから生成された活性酸素は毛髪を作る毛母細胞を傷つけたり、頭皮を硬化させるなど髪の成長に悪い影響を及ぼします。頭皮の硬化は血流を悪くし髪に必要な栄養を届けることが困難になり、抜け毛の原因になります。抗酸化により、これらの障害を防ぎ髪にハリと弾力を与えます。ジンゲルシックスは、DPPH法※により抗酸化作用が実証されています。※DPPH法は抗酸化能を測定する方法です。DPPHラジカルは溶媒に溶かすと紫色をしていますが、抗酸化物質を含む抽出液を加えるとDPPHラジカルが消去され色がなくなります。
頭皮が硬いと血行が悪くなり、髪に必要な酸素や栄養を届けることが困難になるため、抜け毛の原因になります。抗糖化作用により体内で不要な糖とタンパク質が結びついてできるAGEs(糖化最終生成物)という老化物質の生成を抑制することで頭皮の老化や硬化を防ぎ、栄養を与えやすくします。
ジンゲルシックス®は、頭皮環境に悪影響を及ぼすアクネ菌を抑制する作用や、紫外線のダメージ蓄積を防ぐ作用など、頭皮環境を良好にする作用が確認されています。
今後、発毛·育毛業界にとって、より一層注目される成分となっていくことが期待されています。